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LAS VEGAS [CD]

LAS VEGAS

LAS VEGAS

  • アーティスト: 鬼束ちひろ,小林武史,四家卯大
  • 出版社/メーカー: UNIVERSAL SIGMA(P)(M)
  • 発売日: 2007/10/31
  • メディア: CD
LAS VEGAS(初回盤)(DVD付)

LAS VEGAS(初回盤)(DVD付)

  • アーティスト: 鬼束ちひろ,小林武史,四家卯大
  • 出版社/メーカー: UNIVERSAL SIGMA(P)(M)
  • 発売日: 2007/10/31
  • メディア: CD

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CD:1.Sweet Rosemary/2.bad trip/3.蝋の翼/4.僕達 バラ色の日々/5.amphibious/6.MAGICAL WORLD/7.A Horse and A Queen/8.Rainman/9.Angelina/10.BRIGHTEN US/11.everyhome/
DVD:1.everyhome -Music Video- (version 1)/2.everyhome -Music Video- (version 2)/3.僕達 バラ色の日々 -Music Video-/


 鬼束ちひろさんの復帰後最初のアルバム。復帰後にミュージックステーション(テレビ朝日)に出演してeveryhomeを披露していたのだが、緊張していたように感じられ、彼女の歌の上手さを感じることはできなかった。僕らの音楽(フジテレビ)に出演した時も緊張していたようで共演の小林武史さんとの会話にもぎこちなさがあった。歌はミュージックステーションと異なり生放送ではないので安心して聞けたが、何か物足りなさを感じた。完全復活はまだ先かな、と感じた。
 楽天の期間限定ポイントを消化するために買うものを探していた時にこのアルバム「LAS VEGAS」を見つけたのだが、Amazonに載っていた感想を読んで期待外れになりそうに思えて買うのを躊躇った。それでも先行した3アルバムは全て買ったし、「the ultimate collection」も買った。期待外れでも良いからと買うことに決めた。
 最初に聞いた時は、「月光」を初めて聞いた時のようなインパクトも、アルバム「インソムニア」を聞いた時のようなショックも、彼女が休む前に最後に聞いたシングル「私とワルツを」を聞いた時のような寂しさも感じられなかった。心の奥底を掴むような強さが感じられなかった。やはり完全復活はまだ先かと思った。
 ただ、「僕達 バラ色の日々」は違った。何か訴えかけて来るものがあった。最新のシングルらしい。復帰後第1作「everyhome」ほどは売れなかったらしい。しかし、私にはこのアルバムで一番のお気に入りである。彼女が「僕達 バラ色の日々」の歌詞にどの程度意味を込めているのか分からない。それでも印象に残ったフレーズが幾つかある、というか、どのフレーズも私に訴えかけてくる。歌詞は【こちら】に載っている。「僕達 バラ色の日々」はMusic VideoがDVDに載っていて、そちらで映像を見ながら聞くとさらに訴えかけてくる。
 その他に良かったのは「MAGICAL WORLD」。こちらも暗いメロディなのだが、歌詞が寂しいけれど優しいかもしれない。歌詞は【こちら】に載っている。歌詞の中の「貴方」のような人を人は求めているのだろう。歌詞は「私は私を愛せないまま」で始まり、途中で「私は私を許せないまま」とあるが、「Angelina」の次のフレーズと比較すると興味深い。

この空白は私だけのもの
孤独も弱音も全て
私が愛さなくて誰が愛するの?
私が愛さなければ誰がそれを
愛するの?

 この「Angelina」もこのアルバムの中の好きな曲の一つである。歌詞は【こちら】に載っている。まるで鬼束ちひろさんが自分に言い聞かせているようである。
 さて、復帰後最初のシングル「everyhome」はテレビで見た時よりも良かった。歌うのが難しい曲のように感じた。でも、上手に歌うと力強さが感じられる。「Music Video」で彼女が歌っている姿を見たら、「彼女はまだ死んではいない。鬼束ちひろさんはまだ生きている」と感じた。歌詞は【こちら】に載っている。今後、彼女がどんな曲を作っていくのか分からない。でも期待して良さそうである。

 DVDに収録されている「everyhome」の「Music Video」には「version 1」と「version 2」があるのだが、「version 1」がリハーサルで「version 2」が本番だろうか。あるいは「version 1」では皆に囲まれているメッセージを込めて、「version 2」では全身で歌う彼女を映しているのだろうか。「version 2」の方が滑らかだったように感じた。
 このアルバムはDVD付きか否かで印象が大きく変わりそうである。彼女が歌っている姿はインパクトがある。


タグ:鬼束ちひろ
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LOVE PiECE [CD]

LOVE PiECE(DVD付)

LOVE PiECE(DVD付)

  • アーティスト: 大塚愛
  • 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
  • 発売日: 2007/09/26
  • メディア: CD

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CD:1.未来タクシー/2.ユメクイ/3.Mackerel's canned food/4.PEACH/5.クムリウタ/6.星のタンゴ/7.蚊取線香/8.フレンジャー/9.CHU-LIP/10.HEART/11.恋愛写真/
DVD:1.クムリウタ[Music Clip]/2.HEART[Music Clip]/3.-Bonus Track-U−ボート[Music Clip]/


 初回限定仕様のみDVDに「U−ボート[Music Clip]」が載っているらしい。2007/9/26発売のアルバムらしい。今まで買わなかったのが不思議である。いつも読んでいる「月刊ザテレビジョン」11月号(9/22発売)にインタビュー記事が載っていて紹介されていた。どうやら初回限定仕様の存在を知らなくて「後で買えばいいや」と思っていたらしい。売れ残っていたお陰で買えた。
 アルバムの中で聞いたことがあるのは「ユメクイ」「PEACH」「クムリウタ」「フレンジャー」「CHU-LIP」「恋愛写真」。「クムリウタ」以外はシングル曲。「HEART」が最新のシングルらしく一度だけ聞いたことがあるかもしれない。その他、「未来タクシー」はロッテ「ガーナミルクチョコレート」のCMソングらしく聞いたことがあるかもしれない。「Mackerel's canned food」は「ぐるぐるナインティナイン」のエンディングテーマらしいが、その番組を見てないので聞いたことはなさそうである。
 「U−ボート[Music Clip]」は一度は「お蔵入り」になったミュージッククリップらしい。「お蔵入り」になった理由は何だろうか。気になる。いろいろと想像できるが、このアルバムに収録されたのは良かった。「クムリウタ[Music Clip]」「HEART[Music Clip]」と比べると大塚愛さんがめちゃくちゃ明るくて元気。
 「HEART[Music Clip]」は大人っぽい女性をイメージした映像作りだった。ドキッとした。「女である私を見て」という感じだった。
 このアルバムの中で一番好きな「クムリウタ」のミュージッククリップでは大塚愛さんはびしょ濡れだった。水槽の中で泳いでいたり、「曇り空、泣くな」と歌っているのに大雨で、雨に打たれて歩いたり自転車に乗ったりするシーンもあった。この「クムリウタ」について大塚愛さんは「月刊ザテレビジョン」11月号で次のように答えている。

泣いちゃいけないときもあるとか、耐えなきゃいけない時間が一番成長させるときなのかも、って思えるようになったっていうか。それはガマンすることじゃなくて『今、耐える時期だ!』みたいな強さを書きたかった楽曲でした、『クムリウタ』は。

 自分に言い聞かせているようである。その耐えている様子が伝わってきて、いじらしくて、聞いている私が泣いてしまう。彼女にとって今が「耐える時期」なのかもしれない。あるいは歌を作った時期が耐える時期で今は耐えた後なのか…。

フワフワ流れるように
なんとなく 過ごせるけれど
本当は虚しいことには ずっと
前から気付いてた

 そのように過ごしてきたのだろうか。それとも挑戦しなくなってきたということだろうか。次のように続く。

傷を持って もう一度って
強く誓え 自分を見捨てるな

 傷つくことを恐れずに前に進むことを誓っているように聞こえる。
 ただ、彼女が「泣いちゃいけない」「耐えなきゃいけない」と思ったきっかけは仕事だけだろうか。恋の悩みがあったように見える。歌いながら彼氏に自分の気持ちを伝えているように感じる。このアルバムでは「会いたい」というフレーズが耳に残る。気のせいかもしれないが…。歌詞に『あの雨の日もこんな暗くて二つある扉』とあるが、「二つある扉」の一つは彼女が開いたとして、もう一つの扉は何だったのだろうか。自分の進まなかったもう一つの道を表しているのか、別れた彼氏が開けた扉だろうか。恋と仕事の選択と考えることもできる。そんなことは私が詮索する必要はないのだが、彼女のことが好きだから気になる。

 さて、その他の歌だが、「クムリウタ」の次に「ユメクイ」が好きである。バクに似ているユメクイという生き物が出て来るアニメが印象に残っている。「ただ、君を愛してる」という映画の主題歌で、歌詞の一部がそのまま映画のタイトルになったらしい「恋愛写真」はとても有名。「プラネラリウム」ほどではないが、恋歌として好き。「蚊取線香」は面白い。「ヘビメタに挑戦か?」と思って歌詞カードを見たら「Bass:内田雄一郎 from 筋肉少女帯」とあった。なるほどと納得した。その前の「星のタンゴ」は「クムリウタ」で息を吸う音で終わった後に息を吸う音で静かに始まる。まるで「クムリウタ」の続きのよう。一人で夜の街を歩いている様子が歌われている。心にヒザ蹴りを喰らった後かもしれない。「あっ痛い」が「会いたい」と聞こえるし、それを狙っていそう。「会いたい」と言えば「HEART」は『今すぐ会いたい 今、会いたい』で始まる。そのリズムの良さが印象に残る。私も見たテレビドラマ「花ざかりの君たちへ」の主題歌だった「PEACH」はノリの良い曲で歌詞を意識せずに聞くことが多いのだが、歌詞カードを見て、ちょっとエッチだな、と最初は思った。でも何度も聞いていたら、彼氏を取られないように頑張ってる女の子の気持ちだなと解釈した。

 さて、耐える時期を越えて成長した彼女はどんな感じだろう。期待してこれからも応援するつもりである。


タグ:大塚愛
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鬼束ちひろ the ultimate collection [CD]

the ultimate collection

the ultimate collection

  • アーティスト: 鬼束ちひろ,羽毛田丈史,土屋望
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2004/12/01
  • メディア: CD

1.流星群/2.声/3.眩暈/4.月光/5.infection/6.We can go/7.Fly to me/8.シャイン (album version)/9.BACK DOOR (album version)/10.King of Solitude/11.CROW/12.茨の海/13.私とワルツを/14.call/15.Sign/


 最近は気分が沈んでいて鬼束ちひろさんの歌が聞きたくなった。ファーストアルバムとセカンドアルバムから選んで自分でベスト盤を作っていたのだが、その後の曲が含まれたベスト盤を買っていたことを思い出してこのアルバムを聞いている。完全なシングルコレクションもあるらしい。「SINGLES 2000-2003」
 鬼束ちひろさんの歌を聞いたのはテレビ朝日のドラマ「トリック」の主題歌「月光」が最初。「I am GOD'S CHILD」というフレーズが衝撃的だった。

I am GOD'S CHILD(私は神の子)
この腐敗した世界に堕とされた
How do I live on such a field?(こんな場所でどうやって生きろと言うの?)
こんなもののために生まれたんじゃない
(鬼束ちひろ「月光」)
I am GOD'S CHILD(私は神の子)
哀しい音は背中に爪跡を付けて
I can't hang out this world(この世界を掲げる事など出来ない)
こんな思いじゃ
  どこにも居場所なんて無い
(鬼束ちひろ「月光」)

 この世での生きにくさが伝わってきた。救いを求める思いが伝わってきた。鬼束さんは意図的に歌詞を書いてないようだが、当時の私の思いに近かったような気がする。私自身は幸せな人生を送っていたのだが、醜い事件が多い世の中に不満があったように思う。「この腐敗した世界」というフレーズが私の心にヒットした。

 テレビ朝日のドラマ「トリック」は続編が作られて第3回まで彼女の歌が主題歌として採用された。「月光」「流星群」「私とワルツを」の三曲ともこのアルバムに収録されている。「トリック」はコメディタッチのドラマだが寂しさのようなものが含まれている。その寂しさの部分が歌われているような感じである。だから主題歌として調和している。
 彼女の歌詞は通して読むと意味不明になる事が多いのだが一般的に歌詞というものはそういうものだろうし、各フレーズに心を打たれる。例えば9・11テロで発売延期になった「infection」の次のフレーズも良い。

爆破して飛び散った
心の破片が
そこら中できらきら光っているけど
いつの間に私は
こんなに弱くなったのだろう
(鬼束ちひろ「infection」)

 メロディに載せて鬼束さんが歌うと歌詞を読む以上に伝わってくる。
 NHKの番組で使われていた「BACK DOOR」の次のフレーズも良い。

明日が見えてしまうなら 立ち止まってみるの
足跡だらけの道など走るのはやめて
(鬼束ちひろ「BACK DOOR」)

 「CROW」の次のフレーズも好きである。

この鎧は重すぎる 昨日など越えて
強くなんてなれないけど 逃げたりしないで
もう誰も貴方を攻めたりしない
そんなの早く脱いで
(鬼束ちひろ「CROW」)

 他にもたくさんある。


タグ:鬼束ちひろ
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ねこの森には帰れない [CD]

ねこの森には帰れない

ねこの森には帰れない

  • アーティスト: 谷山浩子
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 1991/05/21
  • メディア: CD

1.朝の扉をひらく時/2.河のほとりに/3.ねこの森には帰れない/4.私の愛した人/5.風を忘れて/6.お早うございますの帽子屋さん/7.すずかけ通り三丁目/8.おさかなは あみの中/9.山猫おことわり/10.くま紳士の身の上話/11.本日は雪天なり/


 話題の映画「ゲド戦記」の挿入歌「テルーの唄」の作曲が谷山浩子さんであることを知って懐かしくなった。若かった頃、彼女の「オールナイトニッポン」も聞いていた。ただ彼女のアルパムは「ねこの森には帰れない」しか持っていない。この中の「お早うございますの帽子屋さん」は私の大好きな歌である。いろいろな色の帽子と一緒に小さな幸せを配っている帽子屋さんの歌。

疲れるだけですよ 憎んでみたところで
だから お早うございますの帽子屋さん
ひとこと話をすれば 誰でも友達
だから お早うございますの帽子屋さん
(谷山浩子「お早うございますの帽子屋さん」)

 私の心を憎しみが支配しそうになったら、この言葉を呪文のように唱えている。初めて聞いた時から今までずっと私の大切な呪文である。優しいメロディーと共に私の心を浄化する呪文である。
 「誰だってみんな やさしい人ばかり」など歌詞の中の帽子屋さんの思い、たぶん谷山浩子さんの思いは「きれいごと」だろう。でも、争いを嫌い平和を願う帽子屋さんの思いが伝わってくる。

 後半(LP時代のB面)は童話「車のいろは空のいろ」が基になっている。この童話にはたくさんの続編があって、編集の仕方によってたくさんの本があって、どの本を参考にしたかが分かりにくい。実は図書館で全部借りて読んだことがあるのだが、どの本にどのストーリーがあったかは忘れてしまった。「車のいろは空のいろ 全3巻」もあるらしい。「財団法人大阪国際児童文学館」のサイトを見ると「白いぼうし」というタイトルの本に歌詞の基になったストーリーが全て載っていそうである。ポプラ社のサイトにも目次があった。「すずかけ通り三丁目」は「すずかけ通り三丁目」、「おさかなは あみの中」は「うんのいい話」、「山猫おことわり」は「山ねこ、おことわり」、「くま紳士の身の上話」は「くましんし」、「本日は雪天なり」は「本日は雪天なり」だろう。解説は「財団法人大阪国際児童文学館」のサイトが良い。谷山浩子さんの歌詞は童話のストーリーとは異なっていたような気がするが、主旨は同じだろう。理屈っぽい私が好きなのは次の歌詞。
 

となりのおばさんみけねこで みけねこがおばさんだったとしても
何がわるいことがあるのよ なんにもわるいことはない
(谷山浩子「山猫おことわり」)
川上先生 とらねこで とらねこが 先生だったとしても
なにがわるいことがあるのよ なんにもわるいことはない
(谷山浩子「山猫おことわり」)

 その通りだよなぁと思った。歌の中には山猫と松井運転手の会話が挿入されている。聞いていると面白い。「山猫さん、あなたの仰る通り!」と思った。

 前半はメロディーの暗い歌があって嫌になるかもしれないが、「車のいろは空のいろ」が原作の後半はしっかりとしたメッセージが込められているが楽しいし感動できる。ぜひ聞いてほしい。


タグ:谷山浩子
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ULTRA BLUE [CD]

ULTRA BLUE

ULTRA BLUE

  • アーティスト: 宇多田ヒカル
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/06/14
  • メディア: CD

1.This Is Love/2.Keep Tryin'/3.BLUE/4.日曜日の朝/5.Making Love/6.誰かの願いが叶うころ/7.COLORS/8.One Night Magic feat.Yamada Masashi/9.海路/10.WINGS/11.Be My Last/12.Eclipse(Interlude)/13.Passion/


 発売されたと同時に買った(予約しておいたものが届いた)のだが、感想を書く余裕がなくてブログにアップロードせずに放っておいた。私の部屋では毎日のように流れている。
 一言で言えば、やっぱり宇多田ヒカルさんのCDは良いということになる。歌詞に引かれるフレーズがあったわけではないし、音もそれほど引かれるような感じはなかった。「COLORS」の歌詞は「なるほど」と頷けるけれど、心を打たれる感じではない。音では「This Is Love」や「Passion」のあの感じは好きだが、心を打たれる感じではない。それでも、やっぱり宇多田ヒカルさんのCDは良い。彼女の歌唱力のおかげかもしれないし、彼女の声が好きだからかもしれない。今回のアルバムはこれまで以上に音にこだわっているように感じた。
 個々の歌の中では「Keep Tryin'」が一番好きで、歌詞が途切れずスキップしそうなリズミカルな感じが好きで、「誰かの願いが叶うころ」で映画「キャシャーン」のCMが思い浮かんで次のフレーズの意味を少し考える。

誰かの願いが叶うころ あの子が泣いてるよ
みんなの願いは同時には叶わない
(宇多田ヒカル「誰かの願いが叶うころ」)

 「キャシャーン」は昔のテレビアニメでしか見ていないけれど、この歌詞が当てはまるシーンがあるのかなと映画の「キャシャーン」が見たくなった。


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