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LOVE PiECE [CD]

LOVE PiECE(DVD付)

LOVE PiECE(DVD付)

  • アーティスト: 大塚愛
  • 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
  • 発売日: 2007/09/26
  • メディア: CD

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CD:1.未来タクシー/2.ユメクイ/3.Mackerel's canned food/4.PEACH/5.クムリウタ/6.星のタンゴ/7.蚊取線香/8.フレンジャー/9.CHU-LIP/10.HEART/11.恋愛写真/
DVD:1.クムリウタ[Music Clip]/2.HEART[Music Clip]/3.-Bonus Track-U−ボート[Music Clip]/


 初回限定仕様のみDVDに「U−ボート[Music Clip]」が載っているらしい。2007/9/26発売のアルバムらしい。今まで買わなかったのが不思議である。いつも読んでいる「月刊ザテレビジョン」11月号(9/22発売)にインタビュー記事が載っていて紹介されていた。どうやら初回限定仕様の存在を知らなくて「後で買えばいいや」と思っていたらしい。売れ残っていたお陰で買えた。
 アルバムの中で聞いたことがあるのは「ユメクイ」「PEACH」「クムリウタ」「フレンジャー」「CHU-LIP」「恋愛写真」。「クムリウタ」以外はシングル曲。「HEART」が最新のシングルらしく一度だけ聞いたことがあるかもしれない。その他、「未来タクシー」はロッテ「ガーナミルクチョコレート」のCMソングらしく聞いたことがあるかもしれない。「Mackerel's canned food」は「ぐるぐるナインティナイン」のエンディングテーマらしいが、その番組を見てないので聞いたことはなさそうである。
 「U−ボート[Music Clip]」は一度は「お蔵入り」になったミュージッククリップらしい。「お蔵入り」になった理由は何だろうか。気になる。いろいろと想像できるが、このアルバムに収録されたのは良かった。「クムリウタ[Music Clip]」「HEART[Music Clip]」と比べると大塚愛さんがめちゃくちゃ明るくて元気。
 「HEART[Music Clip]」は大人っぽい女性をイメージした映像作りだった。ドキッとした。「女である私を見て」という感じだった。
 このアルバムの中で一番好きな「クムリウタ」のミュージッククリップでは大塚愛さんはびしょ濡れだった。水槽の中で泳いでいたり、「曇り空、泣くな」と歌っているのに大雨で、雨に打たれて歩いたり自転車に乗ったりするシーンもあった。この「クムリウタ」について大塚愛さんは「月刊ザテレビジョン」11月号で次のように答えている。

泣いちゃいけないときもあるとか、耐えなきゃいけない時間が一番成長させるときなのかも、って思えるようになったっていうか。それはガマンすることじゃなくて『今、耐える時期だ!』みたいな強さを書きたかった楽曲でした、『クムリウタ』は。

 自分に言い聞かせているようである。その耐えている様子が伝わってきて、いじらしくて、聞いている私が泣いてしまう。彼女にとって今が「耐える時期」なのかもしれない。あるいは歌を作った時期が耐える時期で今は耐えた後なのか…。

フワフワ流れるように
なんとなく 過ごせるけれど
本当は虚しいことには ずっと
前から気付いてた

 そのように過ごしてきたのだろうか。それとも挑戦しなくなってきたということだろうか。次のように続く。

傷を持って もう一度って
強く誓え 自分を見捨てるな

 傷つくことを恐れずに前に進むことを誓っているように聞こえる。
 ただ、彼女が「泣いちゃいけない」「耐えなきゃいけない」と思ったきっかけは仕事だけだろうか。恋の悩みがあったように見える。歌いながら彼氏に自分の気持ちを伝えているように感じる。このアルバムでは「会いたい」というフレーズが耳に残る。気のせいかもしれないが…。歌詞に『あの雨の日もこんな暗くて二つある扉』とあるが、「二つある扉」の一つは彼女が開いたとして、もう一つの扉は何だったのだろうか。自分の進まなかったもう一つの道を表しているのか、別れた彼氏が開けた扉だろうか。恋と仕事の選択と考えることもできる。そんなことは私が詮索する必要はないのだが、彼女のことが好きだから気になる。

 さて、その他の歌だが、「クムリウタ」の次に「ユメクイ」が好きである。バクに似ているユメクイという生き物が出て来るアニメが印象に残っている。「ただ、君を愛してる」という映画の主題歌で、歌詞の一部がそのまま映画のタイトルになったらしい「恋愛写真」はとても有名。「プラネラリウム」ほどではないが、恋歌として好き。「蚊取線香」は面白い。「ヘビメタに挑戦か?」と思って歌詞カードを見たら「Bass:内田雄一郎 from 筋肉少女帯」とあった。なるほどと納得した。その前の「星のタンゴ」は「クムリウタ」で息を吸う音で終わった後に息を吸う音で静かに始まる。まるで「クムリウタ」の続きのよう。一人で夜の街を歩いている様子が歌われている。心にヒザ蹴りを喰らった後かもしれない。「あっ痛い」が「会いたい」と聞こえるし、それを狙っていそう。「会いたい」と言えば「HEART」は『今すぐ会いたい 今、会いたい』で始まる。そのリズムの良さが印象に残る。私も見たテレビドラマ「花ざかりの君たちへ」の主題歌だった「PEACH」はノリの良い曲で歌詞を意識せずに聞くことが多いのだが、歌詞カードを見て、ちょっとエッチだな、と最初は思った。でも何度も聞いていたら、彼氏を取られないように頑張ってる女の子の気持ちだなと解釈した。

 さて、耐える時期を越えて成長した彼女はどんな感じだろう。期待してこれからも応援するつもりである。


タグ:大塚愛
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