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ハナダイロ [CD]

ハナダイロ (初回生産限定盤)(DVD付)

ハナダイロ (初回生産限定盤)(DVD付)

  • アーティスト: 元ちとせ, 岡本定義,上田現,HUSSY_R,中本信幸,松任谷由実,ナジム・ヒクメット,COIL,常田真太郎,間宮工,松任谷正隆
  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 2006/05/10
  • メディア: CD
・Amazon.co.jp(アマゾン)で初回生産限定盤でない詳細を見る

disc1 CD
1.羊のドリー/2.前兆/3.青のレクイエム/4.詠みびと知らず/5.はなだいろ/6.春のかたみ/7.蛍草の夜/8.恐竜の描き方/9.黎明/10.甘露/11.祈り/12.語り継ぐこと/13.死んだ女の子 -bonus track-/
disc2 DVD -music video-
1.語り継ぐこと/2.春のかたみ/


 最初に聞いた時は盛り上がりに欠けているように感じたが、3度目で良いアルバムだと思うようになった。ちょうど苛々していて然も気持ちが沈んでいた時だった。慰められているような気になった。聞いている人を慰めるような歌詞ではないが、元ちとせさんの歌声が私の心を癒した。
 最初に聞いた時から心に響いたのは「青のレクイエム」。これはイントロを聞いた時に涙が出そうになった。元ちとせさんの歌声だけでなくメロディーも私の好きなタイプだった。これは宮崎あおいさん主演の映画「初恋」の主題歌らしい。歌詞を読むと失恋の歌らしい。宮崎あおいさんの目から涙が零れるシーンが浮かんだ。どんな映画か全く知らないが…。
 その他には「語り継ぐこと」。これもシングルだったらしい。その次の初回生産限定盤にしかない「死んだ女の子」は歌詞が心に迫ってきた。メッセージ性の強い歌だった。初回生産限定盤といえばDVDが付いている。「語り継ぐこと」と「春のかたみ」のミュージックビデオだが、この映像を見ながら歌を聞くと歌だけを聞くよりも心に響いた。「春のかたみ」はミュージックビデオを見た後に好きになった。
 3度目に聞いた時からはほとんどの曲を好きになったのだが、全体的に芸術性を重視しているように感じた。最初の歌「羊のドリー」はドリーの孤独が伝わってくる。歌詞を読むとクローンに対するメッセージ性の強い歌かと思うのだが、メロディーに乗せるとドリーの立場で歌詞が書かれていることに気づいてドリーの寂しさが伝わってきた。「羊のドリー」と同じく上田現が作詞・作曲した「恐竜の描き方」もちょっと変わった歌詞で、上田現さんの世界だなぁと思った。ちなみに「青のレクイエム」は岡本定義さんの作詞・作曲。「語り継ぐこと」はHUSSY_Rさん作詞、間宮工さん作曲、スキマスイッチの常田真太郎さん編曲。「春のかたみ」は松任谷由実さん作詞・作曲。「死んだ女の子」はナジム・ヒクメットさん作詞、外山雄三さん作曲、坂本龍一さん編曲。
 ところで、元ちとせさんは久しぶりの歌手活動なのだが、フジテレビの「僕らの音楽」に出演されていた時に「歌わないでいると喉の筋肉が弱くなる」というような意味のことを仰っていたように思う。それは「僕らの音楽」の前に出演した歌番組で彼女の歌を聞いた時に感じた。高音での伸びが少し弱くなっているように感じた。伸びているのかもしれないが声が小さくなって歌詞が途切れたように感じた。何度か聞いている内に慣れてそれが普通になったが、最初に聞いた時は気になった。それでも元ちとせさんの声質は良いし、絶好調ではなさそうな今の喉を上手に使っているように感じた。もしかしたら、そのような歌い方に変えたのかもしれないが…。
 この文章を書いている時も「ハナダイロ」をBGMにしている。五月蝿くないから聞きながら文章を書けて良い。しばらくはBGMとして活用させてもらう。


タグ:元ちとせ
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